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January 03, 2015

未来を代表するもの:内部留保と再投資

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第253号 2015/1/2 『未来を代表するもの:内部留保と再投資』
▼ まえがき
▼ (1)裏金方式
▼ (2)王道方式
▼ (3)どちらが得か
▼ (4)未来を代表するもの:内部留保と再投資
▼ あとがき


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まえがき
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こんにちは。蒲生嘉達(がもうよしさと)です。

明けましておめでとうございます。

本日は、会社の利益、内部留保、再投資、役員報酬、配当といった
基本的な話をします。



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 (1)裏金方式
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次の文章は岡本吏郎著「会社にお金が残らない本当の理由」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511576/keiitteanifty-22
からの引用です。

> 中小企業は節税のために、目いっぱい役員報酬を取って会社の利益を
> 限りなくゼロにする。そういう経営が基本的な形です。
> ですから、会社の利益がゼロならば、役員報酬から「内部留保」を
> しなければなりません。


要するに次のような手法です。

・節税のために利益が限りなくゼロにするよう役員報酬を決める。
・しかし、本当に利益をゼロにしたら、内部留保も再投資もできないはず。
・したがって、その分は社長が「役員借入金」として会社に戻す。

これを以下に「裏金方式」と呼びます。



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 (2)王道方式
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2004年に私はこの本を読み、その通りだと思いました。
(残念ながら、実際には実行できませんでしたが・・・。)

しかし、現時点では、社長が大株主であることを前提にすれば、
次の普通のやり方の方がシンプルで良いと思っています。

・会社で利益を出して税金を払う。
・ある程度の配当を出し、株主が取ったリスクに報いる。
・残りを内部留保と再投資にあてる。

これを以下に「王道方式」と呼びます。



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 (3)どちらが得か
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会社と社長個人をトータルで考えて、裏金方式と王道方式のどちらが得か
という問題を解くには、非常に複雑な計算が必要です。

裏金方式なら会社の税金は少なくなりますが、社長個人の税金は増えますし、
会社、社長個人ともに社会保険料が増えます。

一方、王道方式には配当の二重課税問題(配当は損金とならない)もあります。

しかし、年々社会保険料が増加していること、配当には配当控除があること、
会社の法人税・事業税もある一定額以下は税率が軽いこと等を考慮すると
最終的には両者はあまり変わらないのではないでしょうか。



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 (4)未来を代表するもの:内部留保と再投資
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私は裏金方式よりも王道方式を採りますが、「会社にお金が残らない
本当の理由」には考え方としては良いことが書いてあります。

例えば、次の言葉も私は気に入っています。

> 経営にも過去、現在、未来があります。
> 過去を代表するものが、借入れの返済。
> 現在を代表するものが、売上と利益。
> 未来を代表するものが、内部留保と再投資。



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