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May 2008

May 22, 2008

羅針盤21 会員募集

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特別号  2008/5/20 『羅針盤21 会員募集』
  ▼  まえがき
  ▼  [羅針盤21] (1)理念と目的
  ▼  [羅針盤21] (2)開発の受け皿
  ▼  [羅針盤21] (3)エンジニアリング資産や技術サービスを共有
  ▼  [羅針盤21] (4)相互研鑽
  ▼  [羅針盤21] (5)会員募集
  ▼  次回以降の予告

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  まえがき
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蒲生嘉達(がもうよしさと)です。

業界団体「羅針盤21」のPR号です。


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[羅針盤21] (1)理念と目的
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「羅針盤21」( http://r21.arrow.jp/ )の理念と目的は次のとおりです。

◆理念

メンバーのコラボレーションを通して共存共栄の大きな未来を拓きます。

◆目的

1.相互研鑽により経営を安定させて先端技術を蓄積します。
2.開発の受け皿を組織して中小ソフトハウスが大型案件の受注を拡大します。
3.エンジニアリング資産と教育や研修の技術サービスを共有します。


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[羅針盤21] (2)開発の受け皿
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目的2「開発の受け皿を組織して中小ソフトハウスが大型案件の受注を
拡大します」から解説いたします。

エンドユーザ、元請会社から仕事を取ろうとすると、規模的、技術的に
自社単独では請けられない案件によく出会います。

その場合、再委託、一部再委託、または紹介ということになりますが、
いずれにしても前提として信頼できるパートナー会社がいなければ
なりません。

信頼できるパートナー会社とは、
・その場限りではなく長い付き合いをする会社
・ときどき経営者または部門責任者同士が顔を合わせている会社
です。

「羅針盤21」に所属している会社はその両方を満たしています。

長期的な付き合いですし、ボーリング大会を含めて年4回開催される
懇親会では経営者または社員同士が懇親を深めます。


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[羅針盤21] (3)エンジニアリング資産や技術サービスを共有
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次に目的3「エンジニアリング資産と教育や研修の技術サービスを
共有します」について解説いたします。

現在、行っていることを具体的に記します。

(1)プレスリリース

羅針盤21としてプレスリリース会社と契約しているので、羅針盤21
会員は低価格(1回1万8千円)でプレスリリースできます。
23個のサイトに掲載されますし、新聞、雑誌に取り上げられる
可能性もあります。

例:http://kei-it.tea-nifty.com/r_21/2008/05/post_84d6.html
  http://kei-it.tea-nifty.com/r_21/2008/04/post_c3a4.html

(2)プライバシーマーク取得コンサルティング

羅針盤21会員企業にプライバシーマーク取得コンサルティングサービスを
低価格で提供いたします。

(3)新人研修

羅針盤21会員企業に新人研修サービスを低価格(1人6万円/月)で提供
いたします。
( http://kei-it.tea-nifty.com/r_21/2008/03/post_81c8.html )

(4)検討中

グループウェアサーバの共用を検討しております。



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[羅針盤21] (4)相互研鑽
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最後に目的1「相互研鑽により経営を安定させて先端技術を蓄積します」
について解説いたします。

羅針盤21では年に3回、経営または技術に関する研修会を開催して
おります。

次回研修会は次のとおりです。

日時:6月3日(火)
    研修会 14:00~17:00
    懇親会 17:30~

場所:大久保

研修内容:
14:00~14:30:事務局からの連絡(慶 蒲生)
  グループウェアサーバの共用

14:30~15:00:会員事例紹介
  株式会社ネクストステージコンサルティング( http://www.nextage-c.jp/ )
  「SLAマネジメントモデル"Smart"」

15:00~17:00:外部講師による講演
  テーマ:SaaS(software as a service)サーズ / サービス
  講師:株式会社エンタシス 代表取締役社長 粂井高雄

  粂井高雄 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%82%E4%BA%95%E9%AB%98%E9%9B%84
  株式会社エンタシス http://entersys.co.jp/index.html

※あと数席余裕があります!
 本メルマガ読者の方で出席を希望される方がいらっしゃったら、
 ご連絡ください。
 セミナーに無料でご招待いたします!!
 (懇親会出席には会費5,000円が必要です。)


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[羅針盤21] (5)会員募集
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羅針盤21の会員には正会員と賛助会員とがあります。
会社として入会される場合は正会員、個人として入会される場合は
賛助会員になる場合が多いのですが、賛助会員として入会されている
会社もあります。

会員としての特典の違いに若干の違いがあります。

例:
 懇親会に出席する場合、正会員は2名無料、賛助会員は1名無料です。
 会員が本を出版した場合、正会員には2冊無料で配布、賛助会員には
 1冊のみ無料配布です。

会費にも次の違いがあります。
正会員:4,000円/月
賛助会員:2,000円/月

さて、現在、羅針盤21では会員(正会員、賛助会員)を募集して
おります。

本メルマガの読者で羅針盤21に興味を持たれた方は是非ご一報ください。



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May 11, 2008

ソフトウェア業はもともとは多重階層型でなかった

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第204号  2008/5/10 『ソフト業はもともとは多重階層型でなかった』
  ▼  まえがき
  ▼  [ソフト業と建設業] (1)似ているといわれる2点
  ▼  [ソフト業と建設業] (2)建設業はソフト業ほどには労働集約的でない
  ▼  [ソフト業と建設業] (3)15年間で労務費が80.3%から11.3%に激減
  ▼  [ソフト業と建設業] (4)もともとは多重階層型でなかった
  ▼  次回以降の予告

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  まえがき
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蒲生嘉達(がもうよしさと)です。

第203号「人月見積もり問題を会計的な視点から」で引用した論文
「建設外注費の本質とその真実性」(新川 正子 著)は、2002年12月31日に
発行された千葉商大論叢に載っています。
( http://ci.nii.ac.jp/naid/110001053850/ 参照)

また、単行本「建設外注費の理論(新川 正子 著、森山書店発行)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839420262/keiitteanifty-22
にも収録されています。

今週号も「建設外注費の本質とその真実性」を参考にしながら、
議論を進めます。


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[ソフト業と建設業] (1)似ているといわれる2点
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よく「ソフトウェア業と建設業は似ている」と言われます。

例:SI業界は建設業界に似ているというのは本当か?
  http://blogs.itmedia.co.jp/pina/2005/11/post_8b60.html

そして、似ていると言われる理由は次の二つです。

・両方とも労働集約型産業である
・両方とも多重階層型労務形態である

「ソフトウェア業と建設業は似ていない」と主張する人もこの二点
については否定しません。
それ以外の点で似ていないと主張しているのです。

しかし、「似ている」「似ていない」という主張のほとんどが、
多分に感覚的なもので、数字的根拠を持っていません。

その点「建設外注費の本質とその真実性」は数字的根拠があるので
面白かったです。
建設業の側からソフトウェア業を見ているところも面白かったです。


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[ソフト業と建設業] (2)建設業はソフト業ほどには労働集約的でない
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「建設外注費の本質とその真実性」に出てくる数字を見ていくと、
「両方とも労働集約型産業である」「両方とも多重階層型労務形態である」
という一般的認識に対する疑問が生じてきます。

まず、「両方とも労働集約型産業である」という点について。

原価構成から考えると、ソフトウェア業は典型的な労働集約型産業ですが、
建設業はソフトウェア業ほどには労働集約的ではありません。
確かに製造業と比べると労働集約的ですが・・・。

ソフトウェア業と建設業の原価構成の比較は第203号を参照してください。

 第203号「人月見積もり問題を会計的な視点から」
 [B] http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2008/04/post_5c4a.html
 [H] http://www.kei-it.com/sailing/203-080428.html


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[ソフト業と建設業] (3)15年間で労務費が80.3%から11.3%に激減
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次に「ソフトウェア業と建設業はともに多重階層型労務形態である」
という一般的認識について考えてみましょう。

第203号で述べたとおり、ソフトウェア業と建設業の原価構成は
外注費の比率が高いという点についてはよく似ています。

しかし、「建設外注費の本質とその真実性」に出てくる数字を見て
いくと、この点について意外なことが分かってきます。

任意抽出したソフトウェア業2社の原価構成の推移を、1985年と
2000年との有価証券報告書より比較調査した。・・・(中略)・・・
注目すべき点は、経費率は、大きくは変化していないが、人件費
比率と外注費比率が逆転していることである。
        (「建設外注費の本質とその真実性」より)

「建設外注費の本質とその真実性」に大手ソフトウェア会社A社の
例が載っています。

A社の労務費は、
1985年には128億円、原価に占める割合は80.3%、
2000年には106億円、原価に占める割合は22.1%でした。

一方、外注費は、
1985年には18億円、原価に占める割合は11.3%、
2000年には317億円、原価に占める割合は65.6%でした。

わずか15年間に労務費の比率が80.3%から11.3%に激減し、
外注費が22.1%から65.6%に激増していることに驚かされます。


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[ソフト業と建設業] (4)もともとは多重階層型でなかった
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このことは、次のことを意味しています。

 大手ソフトウェア会社A社は1985年の段階では、請け負った仕事の
 ほとんどを自社の社員でこなしていたのに、2000年の段階では
 ほとんどを外注でこなすようになった。

そして、1985年時点でA社の外注費が労務費の1/4に過ぎなかったと
いうことは、A社起点で発生する多重階層型労務形態は大規模なもの
ではなかったということなのです。

つまり、多重階層型労務形態はソフトウェア業が本来持っていた性格
ではなく、80年代後半以降に何らかの原因で獲得した性格なのです。

その原因は何でしょうか?
80年代後半以降にソフトウェア業に何が起きたのでしょうか?

このあたりとを考えていかないと、多重請負問題の本質は見えてきません。

次号でさらに考察を進めます。


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  次回以降の予告
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次回発行予定は、5月下旬です。

ソフトウェア業が多重階層型となった原因を探ります。

乞うご期待!!


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