植物一般

2018年8月 7日 (火)

サルスベリの花

Saru

夏になると、サルスベリの木がピンクの美しい花を咲かせます。
公園でも個人の家の庭先でもよく見かけます。


サルスベリの名のとおり、幹はすべすべしています。

最初、縮れたピンクの部分の一つ一つが花かと思いましたが、よく見ると、それは花弁です。1つの「がく」に6枚の花弁がついています。

Sarusuberi

Saruhana


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2018年2月28日 (水)

蒸散

Endo

野菜をベランダで栽培する場合、夏場ははぼ毎日水やりをする必要があります。
 
晴れている日には、朝たっぷり水やりをしても昼には土がカラカラに乾いてしまい、もう一度水やりをすることもよくあります。
 
一方、畑ではよほどのことがない限り、水やりをしません。
この違いの理由を、私は次のように考えていました。 

  • 畑では深くまで根を張ることができて、深いところから水分を吸い出せるから。

  • プランターは高畝のようなもので、水が下に落ちやすいから乾きやすい。

おそらく二つとも正しいと思います。

Apios


しかし、植物の「蒸散」について理解すると、もう一つの重要な理由が分かります。
 
蒸散とは、根から吸い上げた水を葉の気孔から放出する作用です。
 
植物はこの蒸散によって吸い上げた水を用いて光合成をします。また、蒸散によって吸い上げた水に溶けている肥料養分を吸収することができます。

しかし、蒸散にはもう一つの役割があります。植物の体温が上がりすぎることを防ぐことです。人間が汗で体温を下げるのと同じです。
 
そして、ベランダでのプランター栽培では、プランターの側面からも強烈な日光があたるので、畑の露地栽培よりも植物の体温が上がりやすいのです。


そのため、ベランダで育てた野菜は体温をさげるために蒸散を活発にする必要があり、それに大量の水が消費されるのです。
 

Jaga



 
写真は上から順に、つるありインゲン、アピオス、ジャガイモ。

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2017年12月20日 (水)

皇居東御苑

Zouki

皇居北の丸公園 」の続きです。
 
12月3日(日)に皇居北の丸公園を抜けて、隣の皇居東御苑に行きました。
 
二の丸武蔵野林には、武蔵野林(雑木林)が再現されています。コナラ、クヌギを中心に柔らかい色調に紅葉する樹木が多く植えられています。
 

参考記事:黄葉と紅葉

Juugatu

十月桜が花を咲かせていました。秋と春に二回開花する桜です。





イロハモミジの燃えるような紅葉。その美しさに目を奪われます。

Moeru


 

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2017年12月18日 (月)

黄葉と紅葉

Kiba

黄葉と紅葉。どちらも「こうよう」と読みます。
 
ほとんどの植物の葉は老化すると黄色くなります。左の写真は黄色くなった古いサツマイモの葉です。
 
 
黄色くなると言っても、黄色い色素が新たに作られるわけではありません。
葉には元々、緑の色素(クロロフィル)と黄色い色素(カロチノイド)が含まれていて、古くなると緑の色素が分解され、黄色い色素のみが残るのです。

Ichoo

イチョウの見事な黄葉も仕組みは同じです。(左の写真は12月3日武道館前で撮影)

光合成は葉の中にある緑色の色素であるクロロフィルで行われます。秋が深まると日が短くなり気温が下がることで、クロロフィルは光合成をやめ糖を作らなくなり、その役目を終えます。

・・・(中略)・・・

樹木は葉の中に残された養分をできるだけ体内に取り込もうと、細胞の内容物を分解し始めます。クロロフィルも分解されて吸収されます。そうすると葉では今まで目立たなかった黄色い色素であるカロチノイドが目立ってきます。
(「緑と水のひろば」2017秋号「紅葉のしくみ 黄葉のしくみ」より)

Koyo

それに対して、紅葉は葉に残存した糖とタンパク質が化学変化し、赤い色素(アントシアニン)を合成する現象です。下の写真はオオモミジの見事な紅葉です(
左の写真は12月3日皇居東御苑で撮影)。モミジは、緑→黄→赤 と変化します。写真のオオモミジも黄葉部分と紅葉部分が混じっています。
 
最初の写真をよく見ると、サツマイモの葉の中に黄色ではな、黒くなっている葉があることに気づきます。これはクロロフィルが残っている状態でアントシアニンが合成されたため、緑と赤で黒く見えるのです。すいおうは黄葉する場合が多く、ベニアズマやベニハルカは黒くなる場合が多いです。

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