野菜(ネギ属)

2017年1月 5日 (木)

長ネギの葉でおつまみ

Negi_2

スーパーで売っている長ネギはたいてい葉は切られています。
たまに葉付きで売られているときもありますが、痛んでいたり、農薬の心配もあるので、捨てることが多いでしょう。
 
真冬でも畑では長ネギの葉は青々しています。 (参考記事:根深ネギの収穫可能な期間が長い理由

畑で採ってきた長ネギの葉を使って、一品作りました。 (参考レシピ:ネギの葉の部分を使ってツマミを作る!
 

Negi2

長ネギの葉は葉ネギの葉と異なり、生のままだとまずいですが、このようにすると美味です。
【材料】
  • 長ネギの葉:適量

  • ごま油:適量

  • 醤油:適量

Negi3

【作り方】
  1. ネギの葉を刻む。(2番目の写真参照)

  2. ごま油を垂らす。

  3. レンジで1分ほど過熱する。

  4. 醤油をかける。(3番目の写真参照)

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2016年4月21日 (木)

汐留ネギ

Shiodome

汐留ネギを栽培しています。

ネギには、「白ネギ(根深ネギ・長ネギ)」と「青ネギ(葉ネギ)」があります。白ネギと青ネギの違いは、一つは栽培方法の違い(土寄せで軟白部分を長くするか否か)であり、もう一つはその栽培方法に適した品種の違いです。

(関連記事:根深ネギの部位

また、ネギには、分げつしやすい品種としにくい品種があります。白ネギとして栽培されているネギは分げつしにくい品種で、青ネギとして栽培されているネギは分げつしやすい品種です。

汐留ネギは、分げつしやすいネギです。青ネギとしても白ネギとしても栽培できます。

1pon

白ネギとして栽培する場合は、上の写真のように20cm位の穴を掘り、そこに株間15cmで2本ずつ植え付け(上の写真)、徐々に土寄せしていきます。

分げつしない白ネギ(「一本ネギ」と呼ぶ)は、下の写真のように株間5cmで植え付けますが、汐留ネギは分げつのスペースが必要なので株間15cmとします。

汐留ネギにはネギ坊主が出るのが通常の白ネギより1ケ月遅いという特徴もあります。

上の写真は、下仁田ネギのネギ坊主です。当園では3月中旬に出ました。それ以降は固くなります。

汐留ネギは4月以降も美味しいです。

Negibouzu

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2016年4月17日 (日)

越後ワケギの抽苔

Echigo

越後ワケギは夏に休眠しないワケギです。(普通のワケギは夏に休眠します。)

関連記事: 越後ワケギ、 越後ワケギ冷奴、納豆、 とう立ち

越後ワケギが抽苔しました。つまり、ネギ坊主をつけました。左は4月17日に撮影した写真です。

分球以外に種でも増えるのでしょうか?

普通のワケギは抽苔しません。アサツキは秋にも花を咲かせ、5月頃抽苔します。(アサツキの花

1pon

左の写真は一本ネギのネギ坊主です。1本ネギは、分げつも分球もせず、種だけで増えます。

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2016年4月13日 (水)

越のパール、越のレッド

Etsu

越のパール、越のレッドを栽培しています。

越のパールはラッキョウと葉ネギの種間雑種、越のレッドはラッキョウとタマネギの種間雑種です。

越のパール:

福井在来のラッキョウと浅黄系九条ネギを交配した世界で初めてのハイブリッドラッキョウ。外観はラッキョウと似ているが、味は独特の風味を持つ。
病害虫に強く、栽培は非常に容易である。
全体が食用可で油炒め、ヌタ等に向いている。

越のレッド:

福井在来のラッキョウと淡路中高黄タマネギを交配した世界で初めてのハイブリッドラッキョウ。外皮が透き通った赤紫色で1球重は「越のパール」に比べ重く、分球数は少ない。
病害虫に強く、栽培は非常に容易である。
全体が食用可で油炒め、てんぷら等に向いている。

( http://www.fukuiseeds.co.jp/products/yasai/healthy/healthy.html より)

上の写真で、真ん中が越のレッド、左が越のパール、右がエシャレット(若採りラッキョウ)です。越のパールとエシャレットは違いが分からないくらい似ています。

3種とも、葉は葉ネギと同じように食べられます。

越のパールの軟白部分は、エシャレット同様、味噌をつけて食べられます。

Red

越のレッドの軟白部分は生食だと少し辛すぎます。酢に数時間つければ美味しく食べられました。(左の写真)

下の写真は越のパールです。生えてるところのみでは、越のパールも越のレッドもエシャレットも区別がつきません。

Parl

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2015年9月15日 (火)

採れ過ぎたニラは冷凍保存

ニラが畑で半自生しています。(ニラの栽培についての参考記事:ニラの株分け

夏にたくさん採れて、今まで保存に困っていましたが、最近、冷凍保存すればよいことを知りました。

参考レシピ: «冷凍保存» ニラ

Nira

左の写真は本日畑で採れたニラです。


(1)よく水洗いします。

(2)キッチンタオルなどで水気をふきとります。

Nira2

(3)4~5㎝くらいに切ります。


(4)ジップロックに入れて密閉し、冷凍保存します。

Nira3

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2015年8月11日 (火)

越後ワケギと冷奴、納豆

Yako普通のワケギは8月から10月に球根を植え付け、11月~12月と3月~5月までが葉の収穫時期となります。その後、葉は枯れ、休眠期間となります。6月に球根を掘り出して干して保存します。
したがって、6月から10月までは葉の収穫ができません。

一方、越後ワケギは冬に休眠するため、葉の収穫は春・夏・秋と可能です。特に発育が旺盛な夏にはたくさん収穫できます。(「越後ワケギは」参照)

   
今回(↑)はその越後ワケギをたっぷり使って冷奴を作りました。

(参考レシピ:冷奴や湯豆腐に!めんつゆとごま油絶品だれ

Natto_2左は越後ワケギたっぷりの納豆。

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2015年6月 6日 (土)

無臭ニンニクにはサポニンが多い

Ninniku

「この差ってなんですか」というテレビ番組(TBS 2015年5月10日放送)で普通のニンニクと無臭ニンニクの差を取り上げていました。

次のような内容でした。

  • 両者は同じネギ属だが、無臭ニンニクはリーキという種であり、普通のニンニクとは別種である。
  • 普通のニンニクに含まれるアリシンがニンニクの臭いの原因である。
  • 無臭ニンニクに含まれるアリシンは普通のニンニクの1/60に過ぎないから、臭いが少ない。
  • しかし、アリシンには疲労回復効果があり、スタミナ効果という点では無臭ニンニクは普通のニンニクに劣る。
  • 一方、サポニンという成分は無臭ニンニクの方が多い。
  • サポニンにはアルコールやコレステロールの吸収を抑制し、肝臓を強くする効果がある。

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2015年4月26日 (日)

ニラの株分け

Nira0

ニラは全く手がかからない丈夫な野菜です。虫もつきません。多年草なので、一度植えれば、毎年収穫できます。雑草に負けないくらいたくましいです。
3,4年に一度、春先に株分けして植え直すと品質のよいものが続けて採れます。

坂戸の畑でニラの株分けをしました。

太い塊のような主根があり、そこから側根が広く、深く、びっしりと伸びています。

ニラが強健な理由が分かりました。

Nira

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2015年4月19日 (日)

とう立ち

Negi Wasabi

冬を越したわさび菜やネギがとう立ちしました。

とう立ち、つまり、花茎(かけい:花をつけた茎)が伸びだすことを抽苔(ちゅうだい)と言います。花芽分化(はなめぶんか、かがぶんか)とも言います。

抽苔についての理解は、農業や園芸では重要です。


抽苔には大きく次の3つに分類されます。

(1)気温の影響を受ける
春化(しゅんか)、バーナリゼーション(Vernalization)とも呼ばれます。

(2)日長の影響を受ける

一定の日長より短くなると抽苔する植物を短日植物、一定の日長より長くなると抽苔する植物を長日植物と呼びます。

(3)気温、日長に無関係
気温、日長に関係なく、一定の大きさになると抽苔する植物です。中性植物と呼びます。


(1)の春化はさらに2つに分類されます。

  • 吸水した種子から成長した植物体まで、大きさに関係なく、一定の気温に感応して起きる春化。これは種子バーナリゼーション(シードバーナリゼーション)と呼ばれます。

  • 一定の大きさに成長した植物体が、一定の温度以下の気温に感応して起きる春化。これは植物体バーナリゼーション(グリーンバーナリゼーション)と呼ばれます。


ネギのとう立ちはグリーンバーナリゼーションです。

わさび菜のとう立ちはシードバーナリゼーションで、長日によって抽苔が促進されます。

また、低温感応しても、その直後に一定以上の高温に遭遇すると、低温感応が打ち消される現象を脱春化(ディバーナリゼーション)と呼びます。

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2015年1月11日 (日)

何故根深ネギの収穫可能な期間が長いのか?

Negi

根深ネギの苗を5月に植えた場合、9月くらいから収穫が可能になります。
収穫可能な期間は長く、翌年の春まで収穫可能です。(関連記事:長ネギは便利


これだけ収穫可能な期間が長い野菜は他にありません。

左の写真は11月29日に撮影した根深ネギです。

根深ネギの収穫可能な期間が長い理由の一つは、根深ネギの利用部分(葉鞘)が深く土に覆われているからです。(関連記事:根深ネギの部位


Neginew

根深ネギの収穫可能な期間が長いもう一つの理由は、古い葉が枯れても新しい葉が出てくるからです。

つまり、根深ネギの茎、根、葉鞘は暖かい土の中にあり、常に新しい葉鞘と葉身が作られるからです。右の写真では新しい葉が顔を出しています。

ネギは古葉が枯れても新葉が形成されるので、株の老化が少なく、苗床での育苗期間、本圃(ほんぽ)での収穫期間とともに延長が可能です。長く置くと裂球してしまう結球野菜や、老化が問題となるダイコンなどの直根類に比較して作期に弾力性があります。

(タキイ最前線2013秋号「野菜の作型と品種生態」より)

Negi_2

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