雑草
2021年7月 5日 (月)
2021年6月28日 (月)
ドクダミチンキ
チンキとは、生薬やハーブの成分をエタノール(今回は35度のホワイトリカーを使用)に浸すことで作られる液状の製剤です。
今回は畑の一角に繫茂しているドクダミを使って、ドクダミチンキを作りました。
ドクダミは5月~7月に白い花を咲かせます。
ドクダミの白い花びらのように見える部分は実は葉が変化した総苞片(そうほうへん)で、花は中心の突出した黄色い部分のみです。
【材料】
- ドクダミの全草(花、茎、葉):あるだけ
- 35度のホワイトリカー:ドクダミが浸る量
【作り方】
- ドクダミを適当に切る。
- よく洗う。
- 水を切って、1日ほど陰干しする。(水分が多すぎるとアルコール分が薄まるから)
- ドクダミを保存容器に入れる。
- ドクダミが浸りきるだけのホワイトリカーを入れる。
- 1ヶ月以上、冷暗所で寝かせる。
ドクダミチンキは虫除けになります。
スプレー容器に入れて、腕や足に吹き付けて使います。
虫除けだけではなく、虫に刺された後に吹き付けることで、かゆみを抑えます。
また、材料がホワイトリカーなので、ドクダミ酒として飲むこともできます。
2020年6月29日 (月)
2017年5月11日 (木)
カラスノエンドウ茶
カラスノエンドウは食用としておいしく食べられるだけでなく、含まれている成分は体の健康に作用する効果があります。主な成分は「クエルシトリン」「アピイン」「ビタミンB1」です。
(「カラスノエンドウ」は健康にもいい?おすすめレシピもあわせてご紹介! より)
畑に生えているカラスノエンドウをお茶にしてみました。
【材料】
カラスノエンドウ
【作り方】
・カラスノエンドウを洗い、干し網に入れて、乾燥させる。
・適当に切って急須に入れる。(見た目も緑茶の茶葉に似ています。)
・お湯を注ぐ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2017年4月15日 (土)
カラスノエンドウ
カラスノエンドウは、硝酸態窒素が10a当たり1kg前後しか含んでいないような土壌に多く発生する
(農文協「土をみる生育をみる」より)
今度試してみます。
カラスノエンドウは食用としておいしく食べられるだけでなく、含まれている成分は体の健康に作用する効果があります。主な成分は「クエルシトリン」「アピイン」「ビタミンB1」です。
(「カラスノエンドウ」は健康にもいい?おすすめレシピもあわせてご紹介! より)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2016年8月29日 (月)
2016年6月11日 (土)
2015年10月24日 (土)
夏の強力な雑草:メヒシバ
夏の雑草で繁殖力が最強なのは、おそらくメヒシバでしょう。借り手のいない市民農園の区画は、夏になるとメヒシバに占領されます。
2アールの菜園のサツマイモ畑はほぼ放任なのでメヒシバも繁茂しています。
サツマイモのつると葉も強力に畑を覆い尽くすので、他の雑草は生えにくいのですが、メヒシバだけはサツマイモに負けずに育ちます。
しかし、メヒシバが生えているからといってもサツマイモの収量が落ちるという感じはしません。メヒシバが生えてもサツマイモにとっては日光を遮るというほどではないからかもしれません。また、サツマイモは収穫前の一カ月は窒素分が多すぎるとデンプン価が低くなり、まずい芋になるので、雑草による窒素分の収奪もあまり問題にならないのかもしれません。
夏の雑草の中でも特にメヒシバが強い理由は次の二つです。
- C4植物である。C4とは光合成の方式の一種で、強光、高温、乾燥に強い。
- 茎を横に這わせて節から根を出しながら、広がっていく。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2015年9月 6日 (日)
キュウリの巻きひげは葉、ヤブガラシの巻きひげは茎
「キュウリやゴーヤの巻きひげ」に続き、巻きひげについての豆知識です。日本植物生理学会編「これでナットク!植物の謎」に次の記述がありました。
つるをもつ植物を「つる植物」といいます。同じつる植物でも、インゲンマメ、クズなどは巻きひげをもっていません。一方、キュウリ、ニガウリ、エンドウなどは巻きひげをもっています。
つるは茎です。巻きひげは多くの場合、葉が変形したものですが、ブドウ、ヤブガラシ、フウセンカズラのように茎が変形したものや、バニラの巻きひげのように根が変形したものもあります。

ヤブガラシの巻きひげについて、ネットで次の説明を見つけました。
主軸の先は1回分岐する細い巻きヒゲになる。主軸についた葉の腋芽がふつうの茎となり伸び続ける。(「植物形態学」より)
左の写真を見ると納得できるかもしれません。
写真の上の方で柵に巻きついているつるが本当は主軸で、そこから脇芽が分岐して、普通の茎として伸びていきます
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2015年7月23日 (木)
エノコログサの高さで地下の耕盤層が分かる
エノコログサ(いわゆる「ネコジャラシ」)の写真を3枚載せます。左から、
- アスファルトの割れ目に生えているもの
- 集合住宅の花壇に生えているもの
- 畑に生えているもの
アスファルトの割れ目に生えているエノコログサは高さがせいぜい15cmくらいです。集合住宅の花壇に生えているエノコログサは50cmくらいの高さになります。畑のエノコログサは1.3mくらいまで伸びます。
この差は地下にどれだけ深く根を伸ばせるかの差です。
エノコログサは草丈よりも根が深く伸びる。耕盤層があれば、そこで根のタテ方向の伸びが止まると同時に草丈の伸びも止まる。(農文協「土をみる生育をみる」より)
エノコログサの高さで地下の耕盤層までの深さが分かります。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
より以前の記事一覧
その他のカテゴリー
farvesta キノコ トクサ類 ベランダ菜園 会社のベランダ 坂戸の畑 持ち物 料理 旅行・地域 書籍・雑誌 果樹 果物 植物一般 植物(キク科) 植物(ハマミズナ科) 植物(観賞用) 用語 稲 穀物(イネ科) 虫 越谷の畑 農業一般 週末農業 野菜・雑草(ヒユ科) 野菜(アオイ科) 野菜(アブラナ科) 野菜(ウリ科) 野菜(カヤツリグサ科) 野菜(キク目) 野菜(サトイモ科) 野菜(シソ科) 野菜(ショウガ科) 野菜(セリ科) 野菜(ツルムラサキ科) 野菜(ナス科) 野菜(ネギ属) 野菜(バラ科) 野菜(ヒガンバナ科) 野菜(ヒルガオ科) 野菜(マメ科) 野菜(ヤマノイモ科) 野菜(ユリ科) 雑草
最近のコメント