芋焼酎の作り方
某農家さんから紫芋(パープルスイートロード)から作った自家製の芋焼酎をいただきました。
自家製と言っても、酒税法の関係があるので、自分で作ったわけではありません。
芋焼酎の作り方は次のとおりです。
まず、もろみ(どぶろく)を次の手順で作ります。
- サツマイモのむき、2cm程度の厚さに切って蒸す。
- 水を加えて、つぶす。
- 麹を加え、攪拌する。
- 容器にふたをし、電気毛布などで温度を30℃程度に維持する。
- 3日程度で糖がアルコールに変化する。(もろみの完成)
こうしてできたもろみを蒸留して、アルコールをはじめとする揮発成分だけを取り出します。
水の沸点は100℃、アルコールの沸点は78℃なので、加熱していくとアルコールが先に蒸気になります。
この蒸気を冷やすことによって、アルコール濃度の高い酒を作ります。これが蒸留です。
蒸留酒には焼酎以外に、ブランデー、ウィスキー、ウォッカ、テキーラ等があります。
その中で焼酎の最大の特色は麹を使うところです。
麹は有益なカビを繁殖させたもので、高温多湿の日本の風土の産物です。
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