今年は会社の東側ベランダで里芋を育てています
午前中しか日が当たらないし、プランター栽培なので、畑のようには大きくなりませんが、涼しげな姿は楽しめます。
サトイモは一般には芽が出る部分(あるいは既に芽が出ている部分)を上にして植えます。
しかし、近年、芽が出る部分を下にして植える「逆さ植え」も広まっています。
サトイモを逆さ植えしたときの芽の出方が分かる写真をUPします。
逆さ植えすれば、この土寄せも追肥もいっさい不要となる。芽を下にして植え、土を戻したらおしまい。超小力的であるうえに青イモが減る。逆さ植えだと深植えしたことになり、深い位置の親イモから出た子イモや孫イモもふつうより深くなるせいだろう。
(現代農業用語集「サトイモ逆さ植え(さといもさかさうえ)」より)
植物体内には水が通る道管と、光合成によってできた産物(光合成産物)が通る篩管(しかん)があります。何本かの道管と篩管を一つにまとめた束を「維管束」といい、これが葉の中で細かく枝分かれしたのが葉脈です。葉が自らを支えられるのは、この葉脈が補強材になっているからです。
(日本植物生理学会編「これでナットク!植物の謎」より)
葉の裏側は葉脈に沿って出っ張っていることが多く、その部分の断面がT字形になり、葉がしなりにくくなっています。そして維管束は道管と篩管のほか、厚壁組織も含んでいます。つまり葉の維管束である葉脈は、力学的に高い強度をもっています。
(日本植物生理学会編「これでナットク!植物の謎」より)
単子葉植物の多くでは、葉が谷形に曲がっていて、下に垂れにくくなっています。
(日本植物生理学会編「これでナットク!植物の謎」より)
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畑で採れた里芋を煮ころがしにしました。(参考レシピ:里芋の煮ころがし)
簡単で美味しい、里芋の鉄板レシピです。独特のぬめりがいかにも体に良さそうな感じがします。
【材料】
【作り方】
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3月17日の「サトイモの種イモの貯蔵」の続きです。去年の種イモ(親イモになったイモ)をプランターや畑に植えて芽だしをしていました。5月24日に掘り出し(写真参照)、植えなおしました。
子イモや孫イモは小さいため、貯蔵養分が少なく、萌芽とその後の生育が緩慢です。これに比べて親イモは大きいため、貯蔵養分が多く、萌芽とその生育が早く、収量も多くなります。また、親イモは、形質をほとんど変えないため、毎年、畑に適応した良質のサトイモを収穫することができます。親イモは、大きいために、機械化された農業では扱いにくく、廃棄されてきましたが、実はこんなメリットがあったのです。(「伝承農法を活かすマンガでわかる家庭菜園の裏ワザ 」より)
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