突風によって菊芋がなぎ倒されました
7月27日(土)に埼玉県坂戸市の農家.com農園に行き、驚きました。
菊芋のほとんどがなぎ倒されていたのです。
菊芋は背丈が3メートル位になるので、これまでも台風などでなぎ倒されたことはありました。
しかし、その場合、倒された菊芋はせいぜい全体の1割程度でした。
ネットで検索すると下記の記事が見つかりました。
「2024年7月24日埼玉南部で発生した突風(ダウンバースト/ガストフロント)について」
この記事によると、今回の突風は竜巻ではなく、ダウンバーストまたはガストフロントだそうです。
上記記事から引用します。
竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻きであることに対し、ダウンバーストは、発達した積乱雲から発生する冷たい空気の下降流のことを指します。
・・・・(中略)・・・・・・
また、積乱雲の下に生成された冷たく重い空気が、周囲の暖かく軽い空気の方へ流れ出す際に、放射状に強風が発生します。
このとき吹き出す空気の流れを冷気外出流(cold outflow)といい、この冷たい空気が、周囲の空気と衝突する前線をガストフロントと呼びます。
菊芋はなぎ倒されても枯れることはなく、倒された状態から先端の芽を上に伸ばします。
このページの写真は8月10日(土)に撮影しました。
7月24日から2週間以上たっているので、先端の芽がかなり上に伸びていることが分かります。
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