ジャンボニンニクの手抜き栽培
私は毎年ジャンボニンニクを栽培しています。
通常、ジャンボニンニク栽培では、地温上昇、雑草抑制のために黒マルチを使用します。
しかし、それには次のような問題点があります。
- 穴無しマルチの場合、穴を開けるのに手間がかかる。
- 直径10cm位の穴を開けるので、そこから雑草が生えてくる。
- 穴あきマルチもあるが、ジャンボニンニクに最適な規格がない。
- 例えば、4列の穴のマルチを使うと、使用していない穴から雑草が生えてくる。
- ジャンボニンニクは種球の先端が地表から約5cmになるように植えるので、穴ごとに土を少し掘る手間がかかる。
そこで、今年は次のような手抜き栽培に挑戦しています。
畝幅、条間、株間については、過去記事「畝に関連する用語」を参照してください。
2週間もすると、黒マルチのあちこちがツンツンと持ち上がってきます。
ジャンボニンニクの芽が黒マルチを押し上げているのです。
ジャンボニンニクの芽は尖がっているので、自力で黒マルチに穴を開けて出てくる場合もあります。(左の写真で手前の芽)
この方法だと、黒マルチを芽の部分だけカットするので、穴はごく小さなものになります。
そのため、隙間から雑草が生えてくる可能性は極めて低くなります。
穴無し黒マルチを張って、芽が出てきたらそこだけマルチを切るという手法は、サトイモ栽培やジャガイモの超浅植え栽培でも使われます。
しかし、このような手法でジャンボニンニク栽培しているという記事は、私は一度も見たことがありません。
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