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2023年11月

2023年11月 4日 (土)

ジャンボニンニクの手抜き栽培

私は毎年ジャンボニンニクを栽培しています。

通常、ジャンボニンニク栽培では、地温上昇、雑草抑制のために黒マルチを使用します。 
 
しかし、それには次のような問題点があります。

  • 穴無しマルチの場合、穴を開けるのに手間がかかる。
  • 直径10cm位の穴を開けるので、そこから雑草が生えてくる。
  • 穴あきマルチもあるが、ジャンボニンニクに最適な規格がない。
  • 例えば、4列の穴のマルチを使うと、使用していない穴から雑草が生えてくる。
  • ジャンボニンニクは種球の先端が地表から約5cmになるように植えるので、穴ごとに土を少し掘る手間がかかる。

そこで、今年は次のような手抜き栽培に挑戦しています。

  1. 畝幅70cm、高さ10cm位の畝を立てる。
  2. 条間30cmの2条、株間20cmで、マルチを張る前にジャンボニンニクの種球を植え付ける。
  3. Jambo 穴の無い黒マルチを張る。

畝幅、条間、株間については、過去記事「畝に関連する用語」を参照してください。

2週間もすると、黒マルチのあちこちがツンツンと持ち上がってきます。

ジャンボニンニクの芽が黒マルチを押し上げているのです。

Jamboni カッターで切り込みを入れ、芽を黒マルチから出します。

Jambon ジャンボニンニクの芽は尖がっているので、自力で黒マルチに穴を開けて出てくる場合もあります。(左の写真で手前の芽)

 

この方法だと、黒マルチを芽の部分だけカットするので、穴はごく小さなものになります。

そのため、隙間から雑草が生えてくる可能性は極めて低くなります。

 

穴無し黒マルチを張って、芽が出てきたらそこだけマルチを切るという手法は、サトイモ栽培やジャガイモの超浅植え栽培でも使われます。

関連記事:今年はジャガイモの「超浅植え」を試してみます

しかし、このような手法でジャンボニンニク栽培しているという記事は、私は一度も見たことがありません。

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