ソラマメの初生葉(しょせいよう)
ソラマメの種を撒く時期となりました。
さて、過去にマメ類の発芽について、地上子葉型と地下子葉型に焦点を当てて解説しました。
今回は、初生葉(しょせいよう)に焦点を当てて解説します。
左の写真には次の三種類の葉があります。
- ①黒輪郭の矢印
- ②赤輪郭の矢印
- ③青輪郭の矢印
ソラマメは地下子葉型なので、③は子葉です。(「マメ科植物の地上子葉型と地下子葉型」参照)
①②はともに本葉ですが、ずいぶん形が違っています。
①は大きく広がっています。数もどんどん増えていきます。
②は小さいままで、形は細く、数は1対の2枚のみです。
②は初生葉(しょせいよう)と呼ばれます。②が「本葉の第一葉」で①が「本葉の第二葉」です。
左は双葉の間から初生葉が出てきたところの写真です。(2021年12月5日撮影)
左は初生葉が出きったところです。(2021年12月8日撮影)
左の写真では「本葉の第二葉」が出てきています。(2021年12月9日撮影)
今後は、エンドウマメやエダマメなどの初生葉も観察していきたいと思います。
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