« ソラマメの名前の由来 | トップページ | 絹さやエンドウの自家採種 »

2022年5月30日 (月)

ブナシメジはオルニチンが豊富

Shime 左の写真は、先日八百屋で購入したブナシメジです。

パッケージに「オルニチンがたくさん含まれています」と書かれています。

オルニチンとはアミノ酸の一種で、肝臓でアンモニアの解毒を促進してくれます。
 

オルニチンを口から摂取すると、腸で吸収され、肝臓や腎臓、筋肉などに運ばれます。肝臓にたどり着くと、「オルニチンサイクル(尿素回路)」というアンモニアを代謝する経路で働き、アンモニアの解毒を促進します。
 
オルニチン研究会のホームページより)


 
オルニチンはお酒を飲む方には気になる成分でしょう。

さて、オルニチンの含有量が多い食品として、よくシジミが挙げられます。

オルニチン研究会のホームページによると、食品100gあたりに含まれているオルニチン量は次のとおりです。

  • シジミ:10.7~15.3mg
  • キハダマグロ:1.9~7.2mg
  • チーズ:0.76~8.47mg

シジミのオルニチン含有量が飛び抜けて多いことが分かります。

Seibun ところが、購入したブナシメジの栄養成分表示には「100gあたり70~170mgのオルニチンが含まれている」と書かれています。

ブナシメジはシジミの6.5倍から11倍のオルニチンを含んでいることになります。

Omosa 今回購入したパックは145gでした。
 
石づきを取り除いて130gとすると、1パックに90~220mgのオルニチンが含まれていることになります。

|

« ソラマメの名前の由来 | トップページ | 絹さやエンドウの自家採種 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ソラマメの名前の由来 | トップページ | 絹さやエンドウの自家採種 »