ブナシメジはオルニチンが豊富
パッケージに「オルニチンがたくさん含まれています」と書かれています。
オルニチンとはアミノ酸の一種で、肝臓でアンモニアの解毒を促進してくれます。
オルニチンを口から摂取すると、腸で吸収され、肝臓や腎臓、筋肉などに運ばれます。肝臓にたどり着くと、「オルニチンサイクル(尿素回路)」というアンモニアを代謝する経路で働き、アンモニアの解毒を促進します。
(オルニチン研究会のホームページより)
オルニチンはお酒を飲む方には気になる成分でしょう。
さて、オルニチンの含有量が多い食品として、よくシジミが挙げられます。
オルニチン研究会のホームページによると、食品100gあたりに含まれているオルニチン量は次のとおりです。
- シジミ:10.7~15.3mg
- キハダマグロ:1.9~7.2mg
- チーズ:0.76~8.47mg
シジミのオルニチン含有量が飛び抜けて多いことが分かります。
ところが、購入したブナシメジの栄養成分表示には「100gあたり70~170mgのオルニチンが含まれている」と書かれています。
ブナシメジはシジミの6.5倍から11倍のオルニチンを含んでいることになります。
今回購入したパックは145gでした。
石づきを取り除いて130gとすると、1パックに90~220mgのオルニチンが含まれていることになります。
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