ソラマメの発芽
マメ科の植物の発芽の仕方には、地上子葉型(子葉が地上に出てきて光合成をするタイプ)と地下子葉型(子葉が地下にとどまり光合成をしないタイプ)があります。
インゲン、ダイズは地上子葉型、エンドウ豆は地下子葉型、ラッカセイは中間型です。
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ソラマメはどちらでしょうか?
ソラマメの発芽の様子が分かる写真が撮れたので、掲載します。
ソラマメには、ひと粒ひと粒の豆に黒い部分があります。これは豆がさやにつながっていた部分で、「おはぐろ」と呼ばれます。
ソラマメの種まきでは、「おはぐろ」下にして土に押し込みます。(タネの頭部がわずかに見えるくらいに浅く押し込みます。)
左の写真は種まきの1週間後の様子です。
根が出て、地中に伸び、種がやや持ち上がっています。
2枚目の写真は1枚目の3日後に撮ったものです。本葉が出てきました。
3枚目の写真は2枚目の翌日に撮りました。本葉が開きました。
ソラマメの子葉は、光合成をしません。
したがって、ソラマメは地下子葉型です。
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