ピーマンの枝葉の規則性
約1か月前(5月初旬)に定植したピーマンが順調に育っています。(左の写真)
枝葉が雑然と茂っているように見えます。
しかし、ここにはきれいな規則性があります。
2番目の写真は1番目の写真の一部を拡大したものです。1枚の大きな葉①が生えている部分(葉腋:ようえき)に注目してください。
そこから花芽も生えて、白い花が咲いています。
ピーマンの花は大きな1枚の葉とセットで咲きます。
また、大きな葉と花芽のみならず、同じ葉腋から2本の枝③④が分岐しています。
そして、2本の枝は全く同じ大きさではなく、③は太く長く、④は細く短いです。
左の写真は、同じピーマンの別の部分です。①から④にかけて、全く同じ規則で成長していることが分かります。
そして、③の枝から、大きい葉⑤が伸びて、それから花芽と2本の枝が生えていることが分かります。
ピーマンの枝葉はこのようにして規則的にねずみ算のように増えていきます。
ねずみ算のように増えるので、茂り過ぎることになり、整枝が必要になります。
参考記事:トマトのわき芽
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