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2019年5月21日 (火)

発芽の積算温度

例えばスイートコーンの発芽適温について、次のように書かれます。
 

「発芽適温
 25~30℃で最低温度は10℃、最高温度は43℃です。日平均気温の積算温度が125~175℃で圃場発芽に達します。播種最低地温は14℃で、地温が確保できないときには温床育苗として、本葉2.5枚で定植します。」タキイ種苗


この文章には様々な情報が含まれています。
 
「発芽適温25~30℃」と言っても、トウモロコシの種まきは通常4月に行われるので、その際には気温は25℃になっていません。
 
そこで「日平均気温の積算温度が125~175℃で圃場発芽に達します」の部分が重要になります。
日平均気温は、(日の最高気温+日の最低気温)/2 で求められます。
日平均気温が15℃だとしたら、積算温度=15℃×日数 です。
 
その積算温度が「125~175℃で圃場発芽に達する」のだから、
日平均気温が15℃の場合は、8日(125℃/15℃)~12日(175℃/15℃)で発芽することになります。
 
また、「播種最低地温は14℃」なので、地温が14℃より低ければ、その温度は積算されず、発芽しません。

あるいは、種籾の発芽については、積算温度は次のように書かれます。

浸種をする日数は水温によって異なります。水温×日数を積算温度と言います。種籾の場合、発芽に必要な積算温度は100度です。水温が15度であれば7日間、水温が12度なら8日間が目安となります。(くぼたのたんぼ

また、種籾が発芽にいたる過程は次のとおりです。積算温度の中で次のことが行われます。出芽率向上委員会

  1. 水分吸収
  2. 各種酵素の働きが活発化
  3. 胚乳の養分が分解される
  4. 胚の中の幼芽・幼根に養分が送られる
  5. 発芽 

 
写真は、左から、落花生の発芽、枝豆の発芽、オクラの発芽です。

Rakka Eda Okura

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