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2018年6月 1日 (金)

pH(酸性度)とEC(電気伝導度)

Phec

左図は、ある畑の土壌診断結果です。
 
縦軸はpH(酸性度)、横軸はEC(電気伝導度)です。
 
【pH】
 
7が中性で、数字が少ないほど酸性となり、数字が大きいほどアルカリ性となります。一般的には野菜にとってpH5.5~pH6.5の弱酸性の範囲が生育に適しています。
 
pHが高すぎると、鉄、マンガン、ホウ酸、カリウムが水に溶けづらくなります。
 
この畑はpH6.5~pH7.5なので、やや高めです。
 

過去の参考記事:アジサイの花の色と土壌のpH


【EC】
 

Tomato

土壌中の塩類濃度を表します。肥料などの養分が多く残っていると、土壌溶液は電気を通しやすくなり、抵抗が小さくなるのでEC(電気伝導度)は高くなります。

 
先の図ではハウスのインゲンとトマトのECが高いことが分かります。ハウス内は雨による流亡が少ないため、一般にECが高くなります。(左の写真はハウス内のトマト)
枝豆、落花生のECが低い理由は、マメ類は根粒菌と共生するため施肥量を少なくしているからです。
また、キャベツ、大根のECが少ない理由は、間もなく収穫なので、肥料分を吸収しきった状態だからです。


                                                                                                                       
作物 pH EC(mS/cm) 追肥の名人 元肥
トウモロコシ(初級) 7.5 0.041    
エダマメ 7.5 0.047 無し 3/31 化成8-8-8 150g、ようりん150g
キャベツ 7.3 0.080 4/15(200g) 3/25 化成8-8-8 300g、ようりん300g
落花生 7.2 0.087 無し 4/15 化成8-8-8 150g、ようりん150g
大根 7.0 0.129 4/29(200g) 3/25 化成8-8-8 300g、ようりん300g
ナス 7.2 0.330 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
トウモロコシ 6.9 0.420 5/13(200g) 3/31 化成8-8-8 300g、ようりん300g
トマト(露地) 6.5 0.532 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
キュウリ 6.6 1.220 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
インゲン(ハウス) 6.2 1.308 4/29(200g) 3/25 化成8-8-8 200g、ようりん200g
トマト(ハウス) 6.4 2.250 4/29(200g) 5/13(150g) 3/31 堆肥3杯、野菜名人250g、ようりん250g

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