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2018年6月

2018年6月26日 (火)

化成肥料の基本

Hiryou

化成肥料の基本について解説します。
 
左の写真は100円ショップで売られていた化成肥料です。「チッソ8-リン酸8-カリ8」と書かれています。
 


肥料の3要素
 

  • チッソ:特に葉の生長に必要な成分で、葉肥(はごえ)とも言われます。

  • リン酸:主に開花結実に関係し、花肥(はなごえ)または実肥(みごえ)とも言われます。

  • カリ:主に根の発育と細胞内の浸透圧調整に関係するため、根肥(ねごえ)とも言われます。

 

888

「チッソ8-リン酸8-カリ8」とは、チッソ、リン酸、カリがそれぞれ8%ずつ含まれていることを示しています。
 
一袋300gなので、チッソ、リン酸、カリがそれぞれ24gずつ含まれていることになります。



この化成肥料を使って、チッソを15g与えたい場合には、15g÷0.08=187.5g を与えればよいことになります。
そして、187.5g与えるということは、チッソだけでなく、リン酸、カリも15g与えることになります。
300gでも187.5gでも、チッソ、リン酸、カリはそれぞれ8%ずつ含まれているから。


Seibun

保証成分量として「アンモニア性窒素8.0、可溶性りん酸8.0(内水溶性りん酸6.0)、水溶性加里8.0」と書かれています。

 


 
アンモニア性窒素・硝酸態窒素
 
アンモニア性窒素を畑にまくと硝酸菌によって硝酸態窒素となります。水田ではアンモニア性窒素の状態で吸収されますが、畑では硝酸態窒素として吸収されます。
 
【吸着しやすい成分・流亡しやすい成分】
 
 
土壌粒子は-に帯電しています。
 
アンモニア性窒素やカリのイオンは+に帯電するので吸着しやすく、硝酸態窒素はーに帯電するので流亡しやすいです。
また、リン酸イオンは土壌のアルミニウムと強く結合します。
 
 
そのため、追肥はチッソが中心となります。(元肥は山型、追肥は谷型」参照)
 

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2018年6月24日 (日)

鯖みぞれ和え

Sabakan

福井県小浜市にふるさと納税をして、礼品として鯖缶をもらいました。その鯖缶と畑で採れた大根と使って、みぞれ和えを作りました。
 
 
 
 
【材料】
 

Mizuni

  • 鯖缶(水煮):1缶

  • 大根:たっぷり

  • ポン酢醬油:適量
【つくり方】
  1. 鯖缶の身を汁を切って、皿に乗せる。

  2. 大根おろしをたっぷりのせる。

  3. ポン酢醬油をかける。

Mizore



大根は栄養面のみを考えれば、大根おろしで食べるのがベストだそうです。
 
大根の栄養素を余さず摂るなら、皮ごと生で食べられる「大根おろし」が最強。辛味成分イソチオシアネートが活性化しますが、血液サラサラ効果やアンチエイジング効果のほか、発ガン抑制効果も期待できる頼もしい存在。おろして15分ほどで半減してしまうので、卸すのは食べる直前が鉄則です!

(東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部監修「その調理、9割の栄養捨ててます!」より)

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2018年6月17日 (日)

キタアカリの芋の付き方

ジャガイモの芋の付き方」では、地下茎が長く伸びてそこに複数の芋がついている写真(品種はデジマ)を掲載しました。 
 
その記事でも、「デジマは地下茎が長く伸びていましたが、キタアカリは種芋の周りに密集していました」と書きましたが、今回はキタアカリの芋の付き方が良く分かる写真を掲載します。


デジマに比べて、キタアカリの地下茎は短いです。写真(左、真ん中)のように地上の茎にも芋ができるときもあります。

地中の地下茎も短く太いです。(写真右)


Jaga Jagaimo Jagatika

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2018年6月 9日 (土)

紫陽花が美しい水色の花を咲かせていました

Ajisai

自宅(東京都練馬区)の近くで、紫陽花が美しい水色の花を咲かせていました。


アジサイの花は酸性土壌で青系となり、アルカリ性土壌で赤系となるそうです。
 
参考記事:

Aoiajisai


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2018年6月 8日 (金)

にんにくの芽

Ninniku

スーパーでは「にんにくの芽」(左の写真参照)が売られていますし、中華調理店では「にんにくの芽」を炒めた料理が出されます。
 
この「にんにくの芽」とは何でしょうか?



10月頃にんにくの鱗片を土に植え付けると芽が出てきますが、この芽が「にんにくの芽」として売られているわけではありません。
 
4月、5月ににんにくはとう立ちをします。そのとき伸びてきた花茎が「にんにくの芽」です。

Ninniku_2

←とう立ち
 
とう立ちについては、過去記事「抽苔(ちゅうだい)」を参照してください。
 
また、ニンニクの茎、葉鞘、脇芽(通常の可食部分)の関係については、過去記事「ニンニクやタマネギが「葉菜」である理由」を参照してください。

一番上の写真をよく見ると、「産地 中国」と書かれています。市場に出回っているほとんどの「にんにくの芽」は中国産です。国産の「にんにくの芽」がたべられるのは、ニンニクを栽培している農家か家庭菜園愛好家のみでしょう。中国では「にんにくの芽」採取に適した品種が栽培されているようです。


下の写真はジャンボニンニクです。「ジャンボニンニクの芽」も食べられます。

Janbo


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2018年6月 1日 (金)

pH(酸性度)とEC(電気伝導度)

Phec

左図は、ある畑の土壌診断結果です。
 
縦軸はpH(酸性度)、横軸はEC(電気伝導度)です。
 
【pH】
 
7が中性で、数字が少ないほど酸性となり、数字が大きいほどアルカリ性となります。一般的には野菜にとってpH5.5~pH6.5の弱酸性の範囲が生育に適しています。
 
pHが高すぎると、鉄、マンガン、ホウ酸、カリウムが水に溶けづらくなります。
 
この畑はpH6.5~pH7.5なので、やや高めです。
 

過去の参考記事:アジサイの花の色と土壌のpH


【EC】
 

Tomato

土壌中の塩類濃度を表します。肥料などの養分が多く残っていると、土壌溶液は電気を通しやすくなり、抵抗が小さくなるのでEC(電気伝導度)は高くなります。

 
先の図ではハウスのインゲンとトマトのECが高いことが分かります。ハウス内は雨による流亡が少ないため、一般にECが高くなります。(左の写真はハウス内のトマト)
枝豆、落花生のECが低い理由は、マメ類は根粒菌と共生するため施肥量を少なくしているからです。
また、キャベツ、大根のECが少ない理由は、間もなく収穫なので、肥料分を吸収しきった状態だからです。


                                                                                                                       
作物 pH EC(mS/cm) 追肥の名人 元肥
トウモロコシ(初級) 7.5 0.041    
エダマメ 7.5 0.047 無し 3/31 化成8-8-8 150g、ようりん150g
キャベツ 7.3 0.080 4/15(200g) 3/25 化成8-8-8 300g、ようりん300g
落花生 7.2 0.087 無し 4/15 化成8-8-8 150g、ようりん150g
大根 7.0 0.129 4/29(200g) 3/25 化成8-8-8 300g、ようりん300g
ナス 7.2 0.330 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
トウモロコシ 6.9 0.420 5/13(200g) 3/31 化成8-8-8 300g、ようりん300g
トマト(露地) 6.5 0.532 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
キュウリ 6.6 1.220 5/13(150g) 4/15 堆肥3杯、野菜名人200g、ようりん100g
インゲン(ハウス) 6.2 1.308 4/29(200g) 3/25 化成8-8-8 200g、ようりん200g
トマト(ハウス) 6.4 2.250 4/29(200g) 5/13(150g) 3/31 堆肥3杯、野菜名人250g、ようりん250g

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