汐留ネギ
汐留ネギを栽培しています。
ネギには、「白ネギ(根深ネギ・長ネギ)」と「青ネギ(葉ネギ)」があります。白ネギと青ネギの違いは、一つは栽培方法の違い(土寄せで軟白部分を長くするか否か)であり、もう一つはその栽培方法に適した品種の違いです。
(関連記事:根深ネギの部位)
また、ネギには、分げつしやすい品種としにくい品種があります。白ネギとして栽培されているネギは分げつしにくい品種で、青ネギとして栽培されているネギは分げつしやすい品種です。
汐留ネギは、分げつしやすいネギです。青ネギとしても白ネギとしても栽培できます。
白ネギとして栽培する場合は、一番上の写真のように20cm位の穴を掘り、そこに株間15cmで2本ずつ植え付け、徐々に土寄せしていきます。
分げつしない白ネギ(「一本ネギ」と呼ぶ)は、左の写真のように株間5cmで植え付けますが、汐留ネギは分げつのスペースが必要なので株間15cmとします。
汐留ネギにはネギ坊主が出るのが通常の白ネギより1ケ月遅いという特徴もあります。
下の写真は、下仁田ネギのネギ坊主です。当園では3月中旬に出ました。それ以降は固くなります。
汐留ネギは4月以降も美味しいです。
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