2023年2月19日 (日)

猪とキョンにやられました

2022年5月18日の「第1回草刈り」で書いたとおり、その時点で既にA区画、B区画、C区画では苗の成長に差が出ていました。

C区画が最も成長していて、次いでB区画、最も遅いのがA区画でした。

この傾向は8月2日の「第2回草刈り」でも10月3日「第3回草刈り」でも続き、その差はむしろ差は広まっていました。

特にA区画では多数の苗が根から掘り返されていました。

最初は土の成分の違いかと思いましたが、その後、地元の農家の方の意見も聞き、猪とキョン(鹿の一種)のせいだとの結論に至りました。

Hirayama316_sen600 C区画のそばには多くの民家が隣接しています。

       C区画の航空写真

そのため、猪やキョンは近づきません。

Hirayamaab_sen600 一方、A区画、B区画はC区画よりも山側にあり、民家から離れています。

      A、B区画の航空写真

特にA区画は山林に面しています。

猪はA区画に入ってきて、苗を掘り返し、根の下のミミズを食べたのでしょう。

キョンはA区画とB区画の一部にまで入ってきて、苗の若芽を食べたのでしょう。

雑草そのものがA区画に少ないのは、柔らかい雑草をキョンが食べたからでしょう。

3月にA区画の苗を植え直します。

Hirayama_abc600

     全体の航空写真

 

2022年8月 2日 (火)

第二回草刈り

8月2日に第二回草刈りを行いました。

AbefforeA区画草刈り前

AaffterA区画草刈り後

BafterB区画草刈り後

Bafter2B区画草刈り後(B区画は前日に業者の方がやってくださったので、草刈り前の写真はありません。)

CbefforeC区画草刈り前

CaffterC区画草刈り後

 

 

2022年5月21日 (土)

第1回草刈り

5月18日(水)に初めての草刈りをしました。

健康ブルーベリー農園にはA区画、B区画、C区画の3区画があります。

3区画合計で面積は8,355㎡、苗木の本数は838本です。

草刈りは刈り払い機を使用し、4名で4時間程で完了しました。

H3before H3a

C区画が最も雑草に覆われていましたが、苗も最も生長していました。

上の写真左はC区画の草刈り前、右は草刈り後です。

C区画はカラスノエンドウなどの豆科の雑草が生えていたため、土が肥えていたのかもしれません。

H1b H1a      

A区画、B区画は、雑草はあまり伸びていませんでした。また、苗の生長もC区画ほどではありませんでした。

上の写真左はA区画の草刈り前、右は草刈り後です。

下の写真はB区画の草刈り後です。(草刈り前の写真は取り忘れました。)

H2a

ブルーベリー栽培では年に3回草刈りをします。

まずは五月、盛りの草はすでに1m近くまで伸びているので、それを刈り払い機や歩行式の草刈り機で刈り倒す。梅雨を経ると、また草は伸びてくるので、今度は開園前の七月に刈る。そして最後は閉園の頃の九月。

(江澤貞雄著「ブルーベリーをつくりこなす」より)

 

2022年5月 8日 (日)

様々な品種のブルーベリーを植える理由

一般にブルーベリー農園では様々な品種のブルーベリーを植えます。(「植え付けた苗木の品種」参照)

その理由は次の3つです。

(1)収穫時期をずらす

ブルーベリーの品種にも早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)があります。

収穫時期の異なる品種を植えることにより、長期にわたり収穫できるようになります。

(2)食べ比べ

様々な品種を植えることによって、味の違いを楽しめます。

 

(3)他家受粉

他家受粉については、過去に「純粋な白桃の木の増やし方」で次のように記しました。

  • 白桃系以外のモモは、一本だけ植えても自家受粉で実が成る。
  • 白桃系のモモ(以下「白桃」と略します)は、一本だけ植えても実が成らない。
  • 白桃に実を成らすためには、白桃系以外の品種のモモを少なくとも一本植えなければならない。または、同一樹に接ぎ木しなければならない。


ブルーベリーも基本的に他家受粉です。

但し、自家受粉できないわけではなく、自家受粉する品種もあります。(ハイブッシュ系の一部)

但し、その場合も他家受粉で結実した実の方が高品質(味・サイズ)になるそうです。


 

2022年5月 1日 (日)

植え付けた苗木の品種

【A区画】

703600

ウッダード 35本
ブルージャム 35本
オースチン 36本
モンゴメリー 39本
フェスティバル 39本
デライト 40本
メデット 41本
ティフブルー 41本
ノビリス 50本
バルドウィン 50本
合計 406 本

 

【B区画】

700600

ウッダード 23 本
ブルージャム 9 本
オースチン 21 本
フェスティバル 12 本
デライト 36 本
キャラウェイ 12 本
ティフブルー 12 本
ブライトブルー 38 本
パウダーブルー 42 本
クライマックス 15 本
合計 220 本

【C区画】

3201

ブルージャム 20 本
オースチン 20 本
フェスティバル 22 本
キャラウェイ 28 本
メデット 29 本
ティフブルー 22 本
パウダーブルー 30 本
バルドウィン 41 本
合計 212 本

2022年4月19日 (火)

ブルーベリーの苗木の作り方

ブルーベリーは11月から3月の間に1回剪定をします。

そして、剪定で切り落した枝を使って、苗を作ることができます。

そのやり方を解説します。

  1. Eda_20220419174201 剪定で切り落した枝を適当な長さに切って、湿った新聞紙にくるんで、冷蔵庫に保管しておく。
  2.   3月末から4月初めに冷蔵庫から取り出し、長さ8cm~10cmに切る。(以下、これを「挿し穂」と呼ぶ。)
  3. 挿し穂をよく見ると小さな葉芽が出ていて、これで枝の挿し穂の上下の向きが分かる。
  4. Eda_20220419174202 挿し穂の下の切り口を左右から削って、尖らせる。
  5. Peet ピートモスに十分に水を含ませる。
  6. Pot 3号(直径9cm)のポリ鉢にピートモスを入れる。ポリ鉢一杯ではなく、上部約1cmが空くように入れる。(水やりの時に水がたまるように。)
  7. Nae_20220419174201 葉芽が上を向くように、挿し穂をピートモスに挿す。ポリ鉢の底までではなく底から1cm位のところまで挿す。(根が伸びるスペースを確保する。)
  8. もう一度、ポリ鉢に水を注ぎ、ピートモスのデコボコを無くす。
  9. Kansei_20220419174301 最後に、挿し穂の上の切り口に木工用ボンドをつけて保護する。

2022年3月28日 (月)

ブルーベリーの苗を植えました

 3月23日(水)~26日(土)にブルーベリーの苗を植えました。

26日(土)の作業は午前中のみでした。

苗の植え方は次のとおりです。

  1. Saisho 作業前の畑
  2. Ana 列間3m、株間2mに縦横に紐をはり、交差した点にスコップで穴を掘る。(穴の大きさは直径30cm、深さ30cm程度)
  3. Baiyou 1つの穴に8リットル程度のブルーベリー用培養土を入れる。
  4. Baiyoudo600 (ブルーベリー用培養土の主な成分は、ピートモス、ヤシ殻)
  5. Uetuke 苗をポットから取り出して植える。(培養土に深植えにならない程度の穴を掘り、苗を入れ、培養土を寄せて、両手でしっかり押さえる。)
  6.  竹の支柱を立てる。
  7. Iou 油粕を追わん1杯程度、硫黄をお椀半分程度撒く。
  8. Takechip 苗の周りに竹チップを山盛りにする。
  9. Shituu 苗と支柱を紐で結ぶ。

2022年3月 9日 (水)

ブルーベリー農園建設予定地

【A区画】君津市平山703、704、706-3、706-4・・・3,598㎡

Hirayama20 Hirayama22 Hirayama21

 

【B区画】君津市平山687-1、687-2、693、694、689-1、689-2、700・・・3,286㎡

Hirayama1 Hirayama3 Hirayama2

 

 

 

【C区画】君津市平山316・・・1,471㎡

Hirayama32 Hirayama3_20220326191501 Hirayama33

 

全体で8,355㎡の畑に838本の苗木を植えます。

A区画、B区画は平山というバス停から約300メートルのところにあります。C区画はそこから歩いて2分位のところにあります。

平山は千葉駅から高速バスで1時間10分です。

千葉~鴨川線 時刻表


 

 

2022年3月 8日 (火)

会社概要

「株式会社 健康ブルーベリー」の会社概要

社名 株式会社 健康ブルーベリー(カブシキガイシャ ケンコウブルーベリー)
設立 令和4年1月26日(大安)
役員 代表取締役 蒲生 嘉達
事業内容
  1. 農産物の生産、加工及び販売
  2. 農産物を原材料とする製品の製造販売
  3. 農産物の貯蔵、運搬及び販売
  4. 農業生産に必要な資材の製造販売
  5. 農産物の受託
資本金 750万円
本社所在地

〒171-0014

東京都豊島区池袋2-60-11ともビル10F

電話番号

03-5927-1697

メールアドレス

info@kei-it.com

社名の由来
  • 無農薬、ほぼ無肥料栽培なので、ブルーベリーの木自体が健康である。
  • ブルーベリーには多くの栄養素が含まれていて、食べれば健康になれる。