ブライアン・トレーシーが不況について語ったこと
第213号「不況は自分が強くなる機会」の補足です。
ブライアン・トレーシーが不況をどのように捉えるべきか語った言葉です。
出典は「新営業マニュアルシリーズ」の元ネタとなったブライアン・トレーシーの講演ビデオです。ブライアン・トレーシー及び彼の講演ビデオについては、第153号「営業の神様」で解説しています。
新営業マニュアルシリーズ:
[Blog版] http://www.gamou.jp/sailing/cat6624385/index.html
[HP版] http://www.kei-it.com/sailing/back_sales.html
第153号:営業の神様
[Blog版] http://www.gamou.jp/sailing/2006/11/post_51b6.html
[HP版] http://www.kei-it.com/sailing/153-061113.html
さて、良い市場では誰もが何でも買おうとします。悪い市場では買おうとする人は多くありません。ですからより多く電話をかけて人を呼び込まざるを得ないでしょう。
泣いたり嘆いたりする必要はありません。そういうものだと納得すればよいのです。外が暑くてもギャアギャア言わないことです。ギャアギャア言っても始まりません。天気のようなものです。経済は天気に似ています。あなたはどうすることもできません。
自分が状況に合わせるだけです。よいですね。そしてその状況に対して「景気が悪い」などと文句を言わないことです。そうではなく、自分にこう言えばよいのです。「商売は以前よりうまくいかないけど、状況が厳しければ厳しいほど、自分はより強くなっていくんだ。」そして、ここに素晴らしい事実があります。
もし今日の経済状況の中で成功することができれば、経済状況はいつも変わっていきますが、それが変わった時には、あなたはもっと先の方にいて、もっと賢明で、迅速で、決意は固く、集中力が増しもっと自信を持つことができるでしょう。
これを自分をより強くするためのチャレンジの機会だとみなすことです。それはちょうど…、ランナーのように普段から重しをつけて走る人がいます。
厳しい状況は重しだと想像してください。経済状況が変わりその重しを取り払えば業績は上がるでしょう。ですから、それはチャレンジだとみなすことです。人々が「景気が悪い」と言ったら、「いいことではないですか」と言いましょう。「こんないいことがありますか。だって競争に耐えられない人たちはいなくなり。プロの仕事をする人たちにはもっとお金が入ってくんですから。」
「儲かりません。売れません」という人にはこう言いましょう。「ほう、そうですか。じゃ、どうして仕事を辞めないのですか?」と。
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