ネイティブの機能へと降りていく必要のある部分
第202号(2008/3/24)『オブジェクト指向プログラミングは万能選手ではない』の次の部分の補足です。
また、アプリケーションプログラムであってもOSのネイティブの機能へと降りていく必要のある部分では、やはりCが主流であり続けるでしょう。
第202号:
[Blog] http://www.gamou.jp/sailing/2008/03/post_751c.html
[HP] http://www.kei-it.com/sailing/202-080324.html
例えば、EclipseのウィンドウライブラリはCで書かれています。
Javaアプリケーションは・・・(中略)・・・どんなにがんばったところで、そのメニューをExeclのメニューバーのようにすることはできないのだ。なぜか?Javaでは抽象化が漏れているときに、OSのネイティブの機能へと降りていく上手い方法がないからだ。
・・・(中略)・・・
JavaでGUIを構築しようとして失敗した有名な事例がたくさんあった後、多くの人はこの世界から離れた。Eclipseは、ネイティブウィジェットを使った独自のウィンドウライブラリを一から作り、これによって十分にネイティブに近いルックアンドフィールを持ったJavaプログラムを書けるようにした。(ジョエル・スポルスキー著「ジョエル・オン・ソフトウェア」より)
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