« 他社から“一歩抜きん出る”ための中小企業広報術 | トップページ | 農家.comで用いられている技術 »

anycode

第221号「7年間で変わったこと、変わらなかったこと」の補足です。

第221号で登場する「anycode」についての説明です。

【概要】

ベンチャーFB社が提供したECサイトです。
(2002年3月にオープン)
当時においては珍しく携帯電話3キャリアに対応していました。

雑誌やテレビなどで紹介された商品に特定のコード(anycode)を割り当て、ユーザがanycodeサイトにアクセスし、そのコードを入力するだけで該当商品を購入できるようにするサービスでした。

今でもネット上に当時の記事が残っています。

(例)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/8586.html
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/0203/08/n_anycode.html

【開発の経緯】

(1)2001年10月~2002年3月

ベンチャーFB社がベンチャーE社(2007年10月に倒産)に発注し、E社が慶に再委託しました。

(2)2002年4月~2002年8月

ベンチャーFB社が、直接、慶に発注しました。
しかし、2002年8月にFB社が事実上倒産しました。

 関連記事:
 メルマガ新航海術 第100号:倒産したベンチャーの貸借対照表
 [Blog版] http://www.gamou.jp/sailing/2005/11/bs_2c30.html
 [HP版] http://www.kei-it.com/sailing/100-051107.html

(3)2002年9月~2002年12月

慶が自社サービスとして開発を引き続き、kcodeと改称して2003年1月に公開しました。

kcodeは、その後2007年4月に他社が引き継ぎ、現在も運用しています。
( http://kcode.jp/shop/bluemax )

【開発工数】

・2001年10月~2002年3月(6ヶ月)20人月 
・2002年4月~2002年8月(5ヶ月)26人月
・2002年9月~2002年12月(4ヶ月)20人月

【携帯対応】
マルチキャリア対応はサードベンダーの製品を購入して実現。

【使用技術】
Java
独自フレームワーク

|

« 他社から“一歩抜きん出る”ための中小企業広報術 | トップページ | 農家.comで用いられている技術 »

第221号」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: anycode:

« 他社から“一歩抜きん出る”ための中小企業広報術 | トップページ | 農家.comで用いられている技術 »