中小ソフト会社の冬の時代はしばらく続く
第220号の補足です。
景気の底入れ期待が高まっていますが、中小ソフトウェア会社の冬の時代はしばらく(2年くらい)続くでしょう。
理由は次のとおりです。
- たとえ景気が底入れしたとしても、米国経済が傷んでいるために、日本経済全体の回復のスピードは遅い。
- I社など外資系大手メーカを中心にオフショアの流れが加速している。
したがって、
- 仕事の総量があまり増えず、「仕事不足、技術者余り」状況が続く。
- グローバル競争にさらされる。
それゆえ、人月単価の価格破壊が進む。
上記1、2はソフトウェア業界全体の話ですが、中小ソフトウェア会社の場合は、さらに次の事情があります。
大手元請会社で技術者が余っているので、仕事が出てきても、中小まで降りてくるまでに時間がかかる。
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